
見返りを求めず感謝できることが幸せをもたらす
過去の私は感謝を忘れ、何かをしたときには見返りを求め、不平不満を募らせることが多い人間でした。
京セラを創業し、日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫さんの側近を務めていた大田嘉仁さんの書籍『運命をひらく生き方ノート』の中に、「見返りを求めず感謝できることが幸せをもたらす」というページがあります。その言葉に強く心を動かされました。
私たちは、誰かに何かをしてあげたとき、つい「返してもらって当然だ」と思い込んでしまいがちです。
• 「あれほど手伝ってあげたのに」
• 「こんなに頑張っているのに」
こうした気持ちの裏には、見返りへの期待があります。そして、その期待が満たされないとモチベーションが下がり、不平不満が生まれてしまうのだと気づきました。
稲盛さんは、形だけの感謝を無理に続けても、かえって不満が溜まってしまうと説いています。何も見返りがなくても「ありがとう」と言える心こそが、利他の心であり、大切にすべき姿勢だと伝えています。
自分自身を振り返ると、不平不満が溜まっている時期は、決まって感謝を忘れている時でした。そういう時は、目の前のことがうまくいかず、素直さを失っている時期でもありました。
人は周囲の多くのサポートによって生かされています。生きていること、生かされていることに感謝し、見返りを求めず、素直な心を育てていきたいと改めて感じました。
